Mac miniやMacBook Airを買うとき、よく悩むのがメモリの選び方です。
特に、8GBのメモリにするか、16GBのメモリにするかは、多くの方にとって大事なポイントではないでしょうか。
この記事では、市販でMacを買う時に8GBのメモリで充分かどうか、またはそれで足りなければ、どんな場合に16GBのメモリが必要になるのかをわかりやすく説明します。
ぜひ記事を読んで、自分にぴったりなメモリのMacを選んでみてください。
も く じ
ToggleMac miniとMacBook Airでは8GBと16GBどっちを選ぶべき?
Mac miniやMacBook Airを購入するとき、8GBメモリと16GBメモリのどちらを選ぶかは悩みもの。
どちらを選ぶべきかは、使う目的や予算によって変わります。ここからは、8GBと16GBメモリの違いを分かりやすく説明します。
8GBメモリの利点
8GBメモリは、日常的な作業には充分な容量です。
たとえば次のような作業では、8GBのMacで問題なく動作します。
- インターネットでの調べ物(Webブラウジング)
- 文書作成やスプレッドシートの編集
- メールの送受信やビデオ通話
- 簡単な画像編集やプログラミング
こうした作業はメモリをそれほど使わないので、8GBメモリでも充分にこなせます。
特に、予算を抑えたい方や、普段はネットやメール、書類作成などの軽い作業のみに従事しているという方は8GBで充分です。
16GBメモリの利点
16GBメモリは、負荷の大きい作業や、たくさんのアプリを同時に使う方向けです。
たとえば次のような場面では、16GBメモリがおすすめです。
- 大量の画像編集や動画編集
- 3Dモデリングやプログラムのビルド作業
- 複数のアプリケーションを同時に使う(マルチタスク)
- ゲームのプレイや重いデータの処理
特に、クリエイティブな作業や仕事で使う場合は、16GBメモリの方がより安定して速く動き、パフォーマンスが向上するでしょう。
8GBメモリに向いている作業・職業を解説
8GBメモリは、日常的な作業には充分なパフォーマンスを発揮しますが、負荷のかかる作業には不足を感じることがあります。
ここからは、8GBメモリが向いている作業や職業と、どのような場合に追加メモリが必要になるかを具体的に解説します。
8GBメモリで快適に使える作業と職業
おさらいとして、たとえば以下のような作業では8GBで問題なく動作することがわかりました。
- インターネットのブラウジングやYouTubeでの動画視聴
- WordやExcelなどのテキスト編集
- メールの確認やスケジュール管理
このような作業はメモリをさほど消費しないため、8GBでも快適に作業できます。
特に、以下のように学生やオフィスワーカーなど、軽いアプリやテキストベースの作業を行う方にとっては、8GBメモリで充分です。
8GBでは不足する可能性がある作業と職業
負荷の大きい作業を行う場合、8GBメモリではパフォーマンスが落ちることがあります。
以下のような作業を頻繁に行う方は、16GB以上のメモリが必要になる可能性があります。
- 動画編集(Adobe PremiereやFinal Cutでの編集)
- グラフィックデザイン(PhotoshopやIllustratorでの高解像度画像編集)
- 3Dモデリングやプログラムのビルド
- 複数のアプリを同時に使用するマルチタスク作業
- 大量のデータ処理や音楽制作
こうした作業は、メモリを大量に消費するため、8GBでは作業スピードが遅くなる、アプリの切り替えに時間がかかるといった問題が発生する可能性があります。
つまり、8GBではメモリ不足が予想される可能性がある職業の例として、以下が挙げられます。
- 動画クリエイター(長時間の動画編集やレンダリング)
- デザイナー(高解像度画像や多層のレイヤーを扱う)
- エンジニアやプログラマー(大規模なプログラム開発)
- 音楽制作(多トラック編集やエフェクト処理)
8GBメモリは、普段の作業や軽い作業には充分ですが、クリエイティブな作業やプロフェッショナルな用途には16GB以上のメモリが必要になることがあります。
自分の使い方や職業に合わせて、適切なメモリ容量を選ぶことが重要です。
動画編集・3Dなどクリエイティブ作業に16GBメモリは必須!作業内容別に徹底解説
動画編集や3Dモデリングなど、複雑で負荷の高い作業をスムーズに行うためには、16GBのメモリが必要です。
ここからは、16GBメモリがどんな作業に役立つかを見ていきましょう。
作業別、6つのケースに分け具体的に説明します。
4K動画編集
4K動画編集では、多くのデータを処理するもの。
映像が高解像度であるほど、PCには大きな負荷がかかります。
16GBメモリがあれば、長時間の動画でもスムーズに編集できるのです。
たとえば、タイムラインを素早く操作したり、複雑なエフェクトを適用しても動作が遅くなることは少なくなります。
短い動画なら8GBでも可能ですが、長尺の動画編集やエフェクトの多用、そしてこうした複雑な編集を統合する最後の出力作業は非常に重くなるため、16GBが必要といえます。
3Dモデリング
3Dモデリングは、CGで立体的なデザインを作る作業です。この作業も多くのメモリを使います。
たとえば、キャラクターが入れる建物や、細かい衣装を着せたり、VTuberのような可動域があるキャラクターをはじめ複雑なオブジェクトを作る場合、3Dモデルにとどまらず2Dモデルでも16GBメモリがないと、パソコンが遅くなったり、作業が途中で止まってしまうことが考えられます。
細かいディテールや複雑なモデルを作るなら、16GBのメモリは必須です。
プログラミングやアプリ開発
プログラミングやアプリ開発も、メモリを多く使う作業です。
特に、複雑なプログラムや、たくさんのコードを使ったアプリを開発するときは、16GBメモリがあるとスムーズに動きます。
重いアプリをテストしたり、開発環境を複数立ち上げるときも、16GBメモリがあるとビルドや処理速度が速くなり、作業効率が上がります。
大規模なデータ処理や分析
大規模なデータ処理やデータ分析も、16GBメモリが役立つ作業です。
たとえば、たくさんのデータをまとめて計算したり、分析するときに、メモリが足りないと処理が遅くなり、PCが止まってしまうことがあります。
16GBメモリがあれば、大量のデータを素早く処理でき、仕事がはかどります。
複数の仮想マシンの使用
仮想マシンとは、パソコンの中で別のパソコンを動かすような仕組みのことです。
これを使うと、1台のパソコンで、まるで複数のパソコンを操作しているかのように作業ができるのです。
しかし、この作業は多くのメモリを使います。16GBメモリがあれば、複数の仮想マシンを同時に動かしてもスムーズに作業できます。
ゲームプレイと高画質の映像処理
ゲームプレイや高画質の映像を使うソフトウェアも、16GBメモリが必要になることが多いです。
特に、リアルなグラフィックを使ったゲームや、3Dの映像を使うソフトウェアでは、メモリが不足するとゲームや映像がカクカクしたり、止まってしまうことがあります。
また、ゲーム開発においても16GBメモリは標準的なスペックで、リアルタイムのレンダリングや複雑なシミュレーションを行うためには充分なメモリ容量が必要なのです。
16GBメモリがあれば、滑らかな映像で快適にゲームを動作させることができるのです。
まとめ
この記事では、Mac miniやMacBook Airのメモリ選びについて説明しました。
メモリの容量が8GBと16GBでどう違うのかを理解し、どんな作業に使うかによって、どちらを選ぶべきかが決まります。
普段のインターネットやメール、軽い作業なら8GBで充分ですが、動画編集や3Dデザインなどの重い作業をするなら、16GBの方がパソコンの動きがスムーズです。
将来、より複雑な作業をするかもしれないことを考えて、余裕を持ってメモリを選ぶと、長く満足して使えます。
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