IT化が進んでいる昨今においては、業種や業界問わず「パソコン」が必須アイテムとなっています。
そんなパソコンを法人で購入したいと考えている経営者の方、担当者の方もたくさんいるでしょう。
ただ、法人向けパソコンには様々なものがあり、それぞれで特徴や価格が大きく異なるため、どれを選べばいいか悩んでしまっている方も多くいるはずです。
そこでこの記事では、法人向けパソコンの選び方やおすすめメーカー、それからおすすめモデルについて詳しく解説していきます。
も く じ
Toggle法人向けパソコンと個人向けパソコンの違い
パソコンには、大きく分けると個人向けと法人向けがあります。
以下、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
法人向けパソコン
法人向けパソコンとは、その名の通り企業が業務で活用することを想定して作られたパソコンのことです。
スペックはもちろんのこと、セキュリティ性にも優れているため、業務効率や生産性の向上、トラブルリスクの排除に繋げられます。
ただ、法人向けパソコンは、付属のソフトやサービスが最低限に抑えられていることが多く、必要に応じて都度購入しなければなりません。
パソコンの台数が多い場合、ソフトやサービスの購入にかかる費用が大きくなりやすいため注意が必要です。
個人向けパソコン
個人向けパソコンとは、個人が家庭で使うことを想定して作られたパソコンのことです。
リーズナブルなものからハイスペックなものまで幅広く用意されているため、用途や目的に合ったパソコンを見つけやすいです。
また、個人向けパソコンはデザイン性にこだわったものも多く、オシャレなパソコンを探している方にも最適といえます。
法人向けパソコンの選び方
では次に、法人向けパソコンの選び方について詳しく見ていきましょう。
OSを決める
法人向けパソコンを選ぶときは、ひとまずOSを確認しましょう。
OSとは、オペレーティングシステムの略称であり、パソコンのシステムを管理し、アプリケーションを動作させる役割を持っています。
OSには、大きく分けると以下2つの種類があります。
・Windows
・Mac
国内の企業ではWindowsのシェア率が高いですが、プログラミングや動画編集、デザインなどの業務をメインで行う場合はMacもおすすめです。
CPUの性能をチェックする
法人向けパソコンを選ぶときは、CPUの性能をチェックしなければなりません。
CPUとは、パソコンの動作を処理する役割があり、性能が高ければ高いほど動作が早く、低ければ低いほど遅くなります。
CPUの性能が低すぎるモデルを選んでしまうと、業務効率や生産性が低下する可能性がありますので、最低でもCore i5・Rizen 5以上のモデルを選びましょう。
メモリ容量をチェックする
日常業務で使用するパソコンを選ぶときは、メモリ容量に注目することが大切です。
メモリとは、処理中のデータを一時的に保存するためのスペースのことであり、容量が大きければ大きいほど複数の作業を効率的に進めやすくなります。
資料の閲覧や作成をメインに行う場合は最低でも8GB、複数の画面を立ち上げて作業をする場合は16GB以上のモデルを選ぶのがおすすめです。
ストレージはSSDがおすすめ
ストレージとは、作成したデータやダウンロードしたデータを保存しておくための機能です。
そんなストレージには、
・SSD(高速かつ静音性に優れているが比較的高価)
・HDD(容量が大きく比較的安価だが低速)
上記2つの種類があります。
業務効率や生産性の観点からいえば、SSDを選ぶのがおすすめです。
容量は256GBもあれば十分ですが、多くのソフトやデータを扱う場合は256GB以上のストレージを検討してみてください。
価格帯をチェックする
法人向けパソコンを購入したいと考えている経営者、あるいは担当者の方の中には、コスト面での不安を抱えている方もいるでしょう。
特に、社員に貸与するためのパソコンをまとめて購入する場合は、数十万円以上のコストがかかりますので慎重に検討していかなければなりません。
画面サイズや重量もチェックする
社員の業務効率を向上させるためには、画面サイズや重量にも注目する必要があります。
画面サイズが大きいパソコンを選ぶことによって、視認性が高まり、生産性や効率の向上に繋がります。
また、軽量化されたモデルを選べば持ち運びもしやすくなりますので、在宅勤務などでも重宝するでしょう。
法人向けパソコンの費用相場
法人向けパソコンの費用相場は、以下の通りです。
・エントリーモデル→5万円~7万円程度
・ミドルモデル→8万円~15万円程度
・ハイエンドモデル→15万円以上
書類作成など、一般的な業務をメインに行う場合はミドルモデルで問題ありませんが、コーディングやデザインなどを行う場合はハイエンドモデルを検討するのがおすすめです。
法人向けパソコンおすすめメーカー10選
では次に、法人向けパソコンのおすすめメーカーとその特徴について詳しく見ていきましょう。
Apple
Appleが展開しているMacbookは、エンジニアやデザイナーを中心に人気を集めています。
Windowsとは違い、製品数が限られているため、パソコン選びもそこまで難しくありません。
また、Apple製品との同期も簡単に行えるため、業務効率の向上にも繋げやすいです。
ただし、Windowsに比べると若干価格が高いため、費用対効果を考えながら導入可否を判断する必要があります。
東芝
東芝は、日本を代表する家電メーカーです。
そんな東芝が展開しているパソコンは、機能を最小限に絞り込むことによって、圧倒的なコスパを実現しています。
個人向けのパソコンはハードディスクやOSの入れ替えができませんが、東芝の法人向けパソコンはカスタマイズが行えるため、利便性を重視している企業にもおすすめです。
マウスコンピューター
マウスコンピューターには、Mouse Proという法人向けパソコンがあります。
薄型にもかかわらず耐久性が高く、尚且つ軽量化にも成功していますので、使いやすさはピカイチです。
また、バッテリー駆動時間も長いため、外出先での仕事もはかどるでしょう。
DELL
DELLは、安全性やパフォーマンスにこだわった法人向けパソコンを展開しています。
具体的には、
・Vostro
・Latitude
・Precision
上記3つの種類があります。
ただ、DELLのパソコンと聞いて、コスパに優れているイメージを持つ方もいると思いますが、法人向けパソコンはそこまで安いわけではありませんので注意しましょう。
マイクロソフト
アメリカに本社を構えるマイクロソフトは、法人向けパソコンとして「Surfece」を展開しています。
officeソフトの開発元ということもあり、全てのパソコンにofficeが装備されています。
そのため、後からofficeを購入する必要がありません。
また、用途に合わせた幅広いモデルを展開しているため、従業員の役割に合ったパソコンを提供できます。
富士通
富士通が展開している法人向けパソコンは、流行に左右されない、普遍的で使いやすいデザインや機能を強みとしています。
操作性や視認性に優れたモデルを多く展開しているため、業務効率や生産性の向上に繋げやすいです。
また、軽量化されたモデルも非常に多く、自由なワークスタイルを求める企業にもおすすめです。
パナソニック
電機メーカーとしても知られている大手企業、パナソニック。
そんなパナソニックは、レッツノートという法人向けパソコンを展開しています。
レッツノートは、持ち歩きがしやすいように軽量化されており、尚且つ衝撃にも強いです。
また、セキュリティ性にも長けており、情報漏洩のリスクが低いことも企業にとっては嬉しいポイントです。
NEC
NECは、昨今注目を集めているテレワークという働き方に注目し、セキュリティや勤怠管理の面を強化しています。
操作時間による労働時間の把握が可能であり、従業員の勤怠管理で悩んでいる経営者、あるいは担当者にもおすすめです。
また、顔認証ソフトを導入したことにより、セキュリティ性も向上しています。
HP
HP(ヒューレット・パッカード)は、1939年にアメリカで創業した老舗メーカーです。
パソコンやサーバーをはじめとするパソコン関連機器に強いメーカーとして、世界中で注目されています。
・HP
・Pro
・Elite
上記3種類の法人向けパソコンを展開しているため、用途に合わせて最適なモデルを選択できます。
Lenovo
Lenovoは、セキュリティと解析システムに強みを持っています。
また、比較的珍しい「テレワーク保険」を提供しているため、紛失や情報漏洩時の対策もバッチリです。
ただし、Lenovoは個人向けパソコンの価格を低めに設定していますが、法人向けパソコンの場合は、セキュリティやサポート面を強化していることもあり、若干高価格帯となっています。
法人向けパソコンおすすめモデル5選
では次に、法人向けパソコンのおすすめモデルを5つ紹介していきます。
Apple MacBook Pro 2023
Apple MacBook Pro 2023は、高いパフォーマンスを発揮できるノートパソコンです。
独自のチップを搭載しており、負荷のかかるアプリを使用したり、複数のタブを立ち上げて作業したりしても処理速度が落ちません。
ディスプレイの輝度やコントラスト比にも定評があり、デザイナーやエンジニアからも人気です。
また、MacOSを搭載しているモデルであり、iPhoneやiPadとの連携もスムーズに行えます。
ASUS ExpertBook B9 B9400CBA
ASUS ExpertBook B9 B9400CBAは、本体重量が約880g、厚み14.9mmの持ち運びに適したモデルです。
マグネシウムリチウム合金素材を天板と底面に使用しているため、耐久性も問題ありません。
バッテリー駆動時間が最大20時間と長く、外出先でも快適に作業が行えます。
また、TPM2.0チップを搭載しており、重要なデータをしっかり保護できるところもおすすめポイントの1つです。
東芝 dynabook B55
東芝 dynabook B55は、15.6インチのディスプレイを搭載している使いやすいモデルです。
バッテリー駆動時間も15.6インチパソコンの中では比較的長いため、外出時でも快適に作業が行えます。
テンキー付きのキーボードとなっており、数字入力が多い場合でも安心です。
また、DVDスーパーマルチドライブを搭載したモデルもありますので、様々な用途に対応できます。
マウスコンピューター mouse B5 B5I7I01SR3SJW1AZ
マウスコンピューター mouse B5 B5I7I01SR3SJW1AZは、Core i7とIris Xeを搭載した高い描画性能を持つモデルです。
文書作成はもちろんのこと、動画や画像編集も快適に行えます。
ディスプレイサイズは15.6インチと視認性にも優れているため、業務効率や快適性を高めたい場合にもおすすめです。
Lenovo ThinkBook 14 Gen 5 AMD
Lenovo ThinkBook 14 Gen 5 AMDは、Ryzen 5 7530UnoCPUとAMD Radeonグラフィックスを搭載したハイスペックパソコンです。
512GBのSSDも搭載しており、容量が大きなファイルの保存にも適しています。
指紋センサーが搭載されているため、セキュリティ強化に力を入れている企業にもおすすめです。
法人向けパソコンはレンタルがおすすめ?
法人向けパソコンを導入する際は、スペックや価格面などをチェックしつつ、慎重に検討していかなければなりません。
なぜなら、法人向けパソコンは比較的価格が高く、複数台まとめて購入する場合は数十万円以上の費用がかかってしまうからです。
この記事を見ている経営者の方、あるいは担当者の方の中に、法人向けパソコンの購入費用について不安を抱えている方がいらっしゃるのであれば、購入ではなく「レンタル」を検討してみるのがおすすめです。
法人向けパソコンをレンタルすることによって、購入する場合よりも初期費用を抑えられます。
WEPLOYでは、MacBookをはじめとするApple製品の格安レンタルサービスを行っています。
1日当たり1,168円~というリーズナブルな料金で最新のMac製品を利用できるため、コストを抑えて法人向けパソコンを導入したいと考えている企業様にピッタリです。
お見積もりやご相談のみでも大歓迎ですので、少しでも気になる方はお気軽にご相談ください。
まとめ
法人向けパソコンを導入することにより、社員の業務効率化にも繋がりますし、勤怠管理や情報管理なども行いやすくなります。
ただ、法人向けパソコンには様々な種類があり、それぞれでスペックや価格帯が異なりますので、どれを選べばいいか悩んでしまいますよね。
導入後に後悔しないためにも、今回紹介したことを参考にしながら、自社にピッタリのパソコンを探してみてください。
また、法人向けパソコンの導入には高額な費用がかかります。
できるだけ初期費用を抑えたいと考えている場合は、購入ではなくレンタルするのがおすすめです。
パソコンレンタルに少しでも興味がある経営者の方、あるいは担当者の方は、法人向けMac/MacBook専門格安レンタルサービスWEPLOYまでお気軽にご相談ください。