IT化が進んでいる昨今においては、業種や業界問わず、日常業務においてパソコンが必須となっています。
とはいえ、法人パソコンを購入するとなると、ある程度高額な費用がかかります。
特に、複数名の従業員に貸与するパソコンを同時に調達するとなると、数十万円以上のコストがかかるため、躊躇してしまいがちです。
そんな時は、購入ではなくレンタルを検討してみるのがおすすめです。
今回は、法人パソコンをレンタルするメリットやデメリットについて、詳しく解説していきます。
も く じ
Toggle法人パソコンの代表的な入手経路
法人パソコンの代表的な入手方法は、以下3つです。
・購入
・リース
・レンタル
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
購入
これまで、法人パソコンの入手方法といえば「購入」が一般的でした。
ただ、新品あるいは中古のパソコンを同時に購入し、法人の所有物として従業員や代表者に貸与する形になりますので、万が一故障した場合や不具合が生じた場合は、自社でメーカーに依頼をして、修理の手配をする必要があります。
当然、所有者は法人となりますので、修理にかかる費用についても基本は自社負担です。
また、購入時にある程度まとまったコストがかかるため、場合によっては財務状況を圧迫してしまうケースもあります。
リース
リースとは、リース会社が購入したパソコンを一定期間賃貸する方法です。
WindowsやMacなど、自社が希望するモデルを選択でき、期間によっては一括でパソコンを購入するよりも費用負担を軽減できます。
長期レンタルをすれば、後ほど解説するレンタルよりも割安になりますが、途中解約の場合は違約金が発生することがほとんどですので注意が必要です。
また、パソコンの所有権はリース会社にあるため、固定資産税はリース会社が負担しますが、故障や不具合などへの対応は自社で行わなければなりません。
レンタル
今回のテーマでもある「レンタル」は、購入やリースにはない魅力がある、近年最も注目されている方法です。
レンタル会社が所有しているパソコンの中から好きな機種を選んでレンタルするという方法であり、1日単位、あるいは1週間単位などの短期間でも利用できます。
所有権はレンタル会社にあるため、固定資産税はレンタル会社が負担します。
また、リースとは違ってトラブルへの対応や修理対応についてもレンタル会社が行いますので、安心して利用できるのです。
ただし、3年~5年以上の長期利用だと、リースよりも割高になる可能性がありますので注意しましょう。
法人パソコンをレンタルするメリット
では次に、法人パソコンをレンタルするメリットをいくつか紹介していきます。
コストを抑えられる
法人パソコンをレンタルする最大のメリットは、コストを抑えられることです。
特に、ハイスペックパソコンを複数台まとめて購入する場合は、数十万円以上のコストがかかります。
しかし、レンタルを利用することによって、パソコンを導入するための初期費用をグッと抑えられるようになりますので、資金繰りにおけるトラブルが起こりにくくなるのです。
また、レンタル料は経費として計上できるため、節税にも繋げやすくなります。
すぐにパソコンが使えるようになる
法人パソコンを新規で購入する場合、予算を決めたり、機種を決めたり、台数を決めたりなど、やるべきことがたくさんあります。
そのため、1日や2日で用意するのが難しく、
「今すぐにパソコンを使いたい」
という場合は若干不便です。
しかし、レンタルの場合は申し込みから早ければ数日でパソコンが届き、その日のうちに使い始められるようになりますので、急にパソコンが必要になった場合でも安心です。
新しいパソコンに変えやすい
パソコンは消耗品であり、時間の経過とともにどんどん劣化していきます。
新品あるいは中古のパソコンを購入してしまっている場合、既に購入費用を全額支払っているため、頻繁に新しいパソコンに買い替えるというのが難しくなります。
しかし、レンタルの場合は期間満了後に新しいパソコンに変更することもできるため、常に最新かつ状態の良いパソコンを使いたい場合にもおすすめです。
修理や保守に時間や費用がかからない
パソコンを購入している場合、所有者が法人になりますので、修理やメンテナンス費用は全て自社持ちです。
ただ、レンタルの場合は所有者がレンタル会社となり、修理やメンテナンスも基本的にはレンタル会社負担となるため、余計なコストをかけずに済みます。
故障時は代替機が送られてくることがほとんどですので、その間も問題なく業務を遂行できます。
法人パソコンをレンタルするデメリット
では次に、法人パソコンをレンタルするデメリットについて詳しく見ていきましょう。
選択できる機種や台数に限りがある
パソコンをリース、あるいは購入する場合、自社が求める機種を自由に選択できます。
ただ、レンタルの場合はレンタル会社が所有しているパソコンの中から選択することになるため、場合によっては希望の機種が見つからないこともあります。
対応している機種はレンタル会社によって大きく異なるため、まずは複数のレンタル会社をピックアップして、自社の希望に合った機種を導入している会社を絞り込むことから始めましょう。
Mac製品のレンタルをご希望の方は、1日あたり1,168円~の格安レンタルサービスを行っている「WEPLOY」までお気軽にご相談ください。
長期利用の場合は割高になることもある
法人パソコンのレンタルは、費用負担を軽減する意味でも、トラブルや修理対応にかかる時間的コスト、金銭的コストを抑えるという意味でもかなりお得です。
ただ、長期レンタルの場合、リースや購入に比べて割高になってしまうこともありますので注意しましょう。
とはいえ、梱包やキッティング、故障時の対応などの管理工数を減らせることを考慮すると妥当な金額と判断できるケースもあります。
法人パソコンをレンタルするときの注意点
では次に、法人パソコンをレンタルするときの注意点をいくつか紹介していきます。
使用したい機種を明確にしておく
先ほども解説したように、法人パソコンをレンタルする場合は、レンタル会社が所有しているパソコンの中から好きな機種を選ぶことになります。
レンタル会社が所有していないパソコンは選択できませんので、まずは各業者がどのようなパソコンを扱っているのかを確認するところから始めましょう。
費用を確認する
レンタルやシェアというスタイルが一般的になりつつある昨今においては、様々な企業が法人パソコンのレンタルサービスを展開し始めています。
同じモデルを同じ台数レンタルする場合でも、業者によって費用が大きく異なりますので、まずは相見積もりを取って比較するのがおすすめです。
サービス内容やオプションをチェックする
サービス内容やオプションをチェックすることも、お得に法人パソコンをレンタルするための重要な作業です。
自社に合ったサービス、あるいはオプションを提供している業者を選ぶことによって、長く快適に使い続けられるようになります。
まとめ
これまでは、法人パソコンの入手方法として「購入」や「リース」が一般的でした。
しかし、昨今においては「レンタル」が人気を集めており、多くの企業が法人パソコンのレンタルサービスを利用しています。
法人パソコンをレンタルすることにより、初期費用を抑えられるだけでなく、トラブル対応にかかる時間的コストや金銭的コストを抑えやすくなります。
ただし、レンタルという概念が浸透してきている昨今においては、様々な企業がパソコンレンタルサービスを展開し始めており、それぞれで特徴や料金が大きく異なりますので、まずは自社に合ったモデルやサービス、オプションを用意している業者を絞り込むことから始めましょう。
Mac製品のレンタルをご検討中の企業様は、法人向けMac/MacBook専門格安パソコンレンタル「WEPLOY」までお気軽にご相談ください。